Living　Room　Diary

旬の美味しいものをいただける幸せを感じる毎日ですが

子供に教えなきゃいけないことは沢山あって
差別や貧困などについてもちゃんと伝えなきゃいけないことのひとつ。

でも、私は何も言えないでいる。
どう伝えたらいいか、わからないのである。

海外に出ていた期間。
本当にいろいろな経験をさせてもらった。
そこで知り合った人たち
すごくすごく大きな経験をしている人が多かった。

私は恵まれていたし恵まれていると思う。
だから、こそ、　衝撃は大きくてどうしていいか　わからなかった。
そんな小さな存在の自分が嫌だった。
自分の幸せと引き換えには出来なくて
そこからもう一歩踏み出す勇気もなかった私。

だから　口に出すのが怖いのです。
何かしなくちゃ　と思って一時的なこと
ほんの小さなことしか出来なかった思い出が
後悔という大きな壁として残っているから。
（今の生活を覆す覚悟がないと語ってはいけないんじゃって
思うところもあって…。）

そして日本人だからって理由だけで不当に差別された経験もあります。
なぜ？どうして？が並ぶ日々でした。
でも、差別ってこつこつとした日常の積み重ねで解決されることも
あって乗り越えられることもたまにある。　
自分はせめて、そういう意識はもたないでいきたいって思っている。

もう少し時間がたって息子が大きくなったら、実感する機会も増えるだろうし
語り合える時間が出来たらいいなと思っている。

郵便局に国際ボランティア貯金というのがあって寄附割合は利息の２０％ほど
小さな小さな小～さな　気持ちですが　ずっと続けてきてました。
自動的に寄附が出来るこのシステム
とてもよかったのに…民営化になってなくなったのです。
残念だな。
こういう小さな活動だって　また一つなくなっているんですもの…。